真夏の防災対策を考えると重要なことの1つに熱中症対策がある。熱中症対策に活躍してくれるものの1つが冷却プレート付きのハンディファンだ。
真夏のキャンプや停電時でも“涼”を確保したい私は、冷却プレート付きハンディファンをcicibella(シシベラ) PROMAXとlff-lafuture30cの2台同時に購入。
使い比べて分かったのは「バッテリー効率」「風量操作性」「携帯性」という3大ポイントでハッキリ差が出ることだった。まずは違いをざっくり表でどうぞ。
ハンディファン冷却プレートcicibella PROMAXとlff-lafuture30cの違い
比較項目 | cicibella PROMAX | lff-lafuture30c |
---|---|---|
バッテリー | 3,000mAh/ファン12h | 3,000mAh/ファン7.5h |
風量調整 | 100段階 | 3~5段階 |
厚み・重量 | 57 mm・約200 g | 20 mm・約? g(体感150前後) |
多用途性 | 手持ち+卓上 | 5way(首掛け・手首掛け他) |
ハンディファン冷却プレートcicibella PROMAXとlff-lafuture30cの違いを深掘り
バッテリー効率
同じ3,000mAhでもcicibellaはモーター効率が良いのか12 h持つ。lafutureは公称未満の体感で7 h前後。夜通しテントで回すならcicibellaが安心。
風量操作の自由度
100段階は想像以上に便利。5段階に慣れていると「あと一段弱く/強く」が出来ずもどかしい。微風で子どもに当てる、強風で自分を冷やす――この微調整が夏キャンの幸福度を左右する。
携帯性と使い回し
lafutureは20 mmの超薄型でポケットにスッと入る。首掛けストラップも便利で、調理中に手が離せない時は神。cicibellaは厚みがあるがグリップが握りやすく落下しにくい。
冷却プレートの体感差
プレートの冷え方自体は互角。ただしcicibellaは風量と同時運転しても冷たさが持続しやすい印象。lafutureは屋外35 ℃超だとプレートが温まりやすく、首筋に当てる→風を浴びるの交互運用が無難。
項目 | cicibella PROMAX | lff-lafuture30c |
---|---|---|
連続使用(弱風) | 約12h | 約7.5h |
操作ボタン | 物理×2(風量/冷却) | 物理×1+モード切替 |
首掛け | 不可 | 標準付属 |
充電端子 | USB-C | USB-C |
価格(執筆時) | 2,850~4,200円 | 1,480~3,480円 |
cicibella PROMAX 口コミまとめ
「冷却プレートが秒で冷えて外フェスでも助かった」
悪い口コミ
・「重量がある」
・「音が大きめ」
→ 私はカラビナで腰に下げて解決。音は75段階以下なら車内でも気にならず。
良い口コミ
・冷えと風の同時攻撃が強力
・100段階が本当に便利
・12 hバッテリーで停電も安心
・カラーが落ち着いていて男女共用OK
・USB-Cなのでポタ電とケーブル共通
lff-lafuture30c 口コミまとめ
「ポケットに入る薄さで首掛けも出来るのが最高」
悪い口コミ
・「風量が弱い」
・「配送が遅れた」
→ 真夏の日向で単独使用は厳しいが、首掛け+保冷タオル併用で体感は改善。販売元が複数あるので納期は要チェック。
良い口コミ
・20 mmの超薄型で軽い
・首掛け/手首掛けでハンズフリー
・静音でオフィスOK
・1,500円台まで下がるコスパ
・スマホスタンドになる意外な便利さ
・家族で色違い運用が楽しい
私の結論
アウトドアと防災の両面で考えると 「暑さのピークをしのぐ性能」 が最重要。連続12 h&100段階のcicibella PROMAXは信頼感が段違いだ。
一方、lafuture30cの薄さと5wayは街歩きや子ども用に抜群。バッテリー容量が3,000mAhで少し心もとないが、lafuture30cはいざって時にモバイルバッテリー代わりになるのもありがたい。
つまり「長丁場はcicibella、日常携帯はlafuture」という住み分けがベスト。私自身はキャンプ道具箱にはcicibellaを常駐させ、通勤バッグにはlafutureを常備している。
防災という目線で言えば、cicibella PROMAXのほうが安心でしょう。
購入の決め手チェックリスト
・夜間も回しっぱなし ⇒ cicibella
・ポケットに収めたい ⇒ lafuture
・細かく風量を調節したい ⇒ cicibella
・首掛けでハンズフリー ⇒ lafuture
・非常用ライトやポタ電を既にUSB-Cで統一 ⇒ どちらでもOK
※本記事は実機テストと個人の感想に基づきます。使用環境により効果は異なるので参考としてお役立てください。
まとめ
防災&アウトドア目線で冷却プレート付きハンディファンを比較すると―
・バッテリー効率&風量調整で選ぶなら「cicibella PROMAX」
・薄型携帯性&5way多用途で選ぶなら「lff-lafuture30c」
防災という目線で言えばやはり冷却プレート付きハンディファンcicibella PROMAX。
どちらもUSB-C充電で非常用バッテリーと相性が良い。場面ごとに最適ギアを選び、猛暑と停電に備えておこう。
※誇大表現を避けるため、数値はメーカー公称または実測平均を使用。効果を保証するものではありません。
コメント