導入
こんにちは、いざってトキオです。
山善の防災リュックYBG30RとYBG30、どちらを選ぶか迷っていませんか?私も実際に両方を検証してみて、「たった1,000円の差でこんなに違うのか」と驚きました。
YBG30Rは新しいモデルで、軽量化・コンパクト化されているだけでなく、圧縮袋やお薬ケースが追加されています。しかし一方で、PEロープやライターは削除されており、容量も少し小さくなっています。
「約1,000円高くても新しい方がいいのか?」「削除されたアイテムは本当に必要ないのか?」そんな疑問を持つ方のために、アウトドア経験豊富な私が両者の違いを徹底比較します。
項目 | YBG30(旧モデル) | YBG30R(新モデル) |
---|---|---|
重量 | 約1.97kg | 約1.5kg |
容量 | 約25.6L | 約22L |
価格帯 | 3,980円前後 | 4,500~5,500円前後 |
カラー | オレンジ | レッド |
特有アイテム | PEロープ、ライター | 圧縮袋、お薬ケース |
防災リュック YBG30RとYBG30の違いを詳しく解説
重量・容量の決定的な差
最も大きな違いは重量です。YBG30の約1.97kgに対し、YBG30Rは約1.5kg。約0.5kgの軽量化を実現しています。
アウトドア経験から言えば、0.5kgの差は想像以上に大きいです。特に緊急避難時や長距離移動では、この軽さが疲労度に大きく影響します。女性や高齢者、体力に不安がある方には、YBG30Rの軽さは大きなメリットです。
容量については、YBG30の25.6Lに対してYBG30Rは22L。約3.6Lの差がありますが、一次避難用としては十分な容量を確保しています。
セット内容の変更点
アイテム | YBG30 | YBG30R |
---|---|---|
圧縮袋 | なし | あり |
お薬ケース | なし | あり |
PEロープ | あり | なし |
ライター | あり | なし |
YBG30Rで追加された圧縮袋は、衣類や毛布を小さく圧縮できる優れものです。避難所での荷物整理に重宝します。お薬ケースも、薬を服用している方には安心のアイテムです。
一方で削除されたPEロープとライターは、アウトドア経験者としては少し残念な変更点です。ロープは避難所でのプライバシー確保や簡易的な物干しに使えますし、ライターは火起こしだけでなく緊急時の明かりとしても活用できます。
いざってトキオからの注意点
ロープと言っても救命ロープではありません。救命用ロープは防災グッズの定番のようにも言われますが、普段訓練をしていない素人がいきなりロープで高所から避難などできません。転落などの二次被害になりかねませんから注意して下さい。
デザイン・視認性の向上
YBG30のオレンジに対し、YBG30Rはレッドカラーを採用。どちらも視認性の高い色ですが、レッドの方がより目立ちます。災害時に救助隊に発見されやすくなる可能性があります。
防災リュック YBG30のユーザー口コミ
悪い口コミ
・重量が約2kgあるので、子供や高齢者には少し重く感じる
・容量が大きい分、中身が動いてガサガサ音がする
これらの悪い口コミについては、確かに重量はYBG30Rと比べるとやや重めです。しかし、PEロープやライターなどの実用的なアイテムが含まれている分の重量と考えれば納得できます。容量については、追加で個人の必需品を入れられるメリットでもあります。
良い口コミ
・3,980円という手頃な価格で必要なものが一式揃って助かる
・PEロープが付いているので、避難所で洗濯物を干すのに便利
・ライターがあるので、火を使う場面で安心
・容量に余裕があるので、個人的に必要なものを追加できる
・オレンジ色が目立って良い
・家族分を揃えても予算内に収まる
・基本的な防災グッズが過不足なく入っている
防災リュック YBG30Rのユーザー口コミ
悪い口コミ
・YBG30より約1,000円高いので、コスト面で迷う
・PEロープが無くなったのが残念
価格差については確かに約25%のアップですが、軽量化と新機能を考えれば妥当な範囲だと思います。PEロープについては、必要に応じて別途100円ショップなどで購入することも可能です。
良い口コミ
・0.5kg軽くなって女性でも楽に持ち運べるようになった
・圧縮袋で衣類がコンパクトにまとまって便利
・お薬ケースがあるので、常備薬を整理して入れられる
・レッド色がオレンジより目立って安心感がある
・コンパクトになったので収納場所を選ばない
・軽量化されたのに必要なアイテムはしっかり入っている
・新しいモデルなので安心感がある
結論:私いざってトキオとしてはどちらがおすすめか
正直に言うと、この2つのモデルはどちらも優秀で、甲乙つけがたいです。しかし、私の結論としては用途と利用者によって明確に選び分けるべきだと考えています。
防災リュック YBG30がおすすめな人
・コストを抑えたい人
・PEロープやライターの実用性を重視する人
・容量に余裕が欲しい人
・アウトドア経験があり、重量をあまり気にしない人
・家族分を複数購入したい人
防災リュック YBG30Rがおすすめな人
・軽量性を最重視する人(女性・高齢者・子供)
・圧縮袋やお薬ケースの機能を求める人
・コンパクトな収納を重視する人
・新しいモデルに安心感を求める人
私個人の結論として、迷ったらYBG30Rを選ぶことをおすすめします。
理由は、防災リュックにおいて「軽さ」は最も重要な要素の一つだからです。アウトドア経験から、緊急時には0.5kgの差が大きな負担の差になることを実感しています。また、圧縮袋やお薬ケースといった新機能も、実際の避難生活では重宝するはずです。
PEロープやライターが無くなったのは残念ですが、これらは必要に応じて別途購入することも可能です。約1,000円の価格差は、軽量化と新機能を考えれば十分に価値があると判断します。
ただし、予算を最優先に考える場合や、家族分をまとめて購入する場合は、YBG30も十分に優秀な選択肢です。どちらを選んでも、基本的な防災準備としては申し分ない内容が揃っています。
まとめ
山善防災リュックYBG30とYBG30Rの比較を通じて、両モデルの特徴をお伝えしました。
重要なポイントをまとめると:
・YBG30Rは約0.5kg軽量化され、圧縮袋・お薬ケースを追加
・YBG30は約1,000円安く、PEロープ・ライター付きで容量に余裕あり
・軽量性重視ならYBG30R、コスト重視ならYBG30
・どちらも防災士監修で基本的な防災グッズは過不足なく装備
・用途と利用者の体力・予算に応じて選択するのがベスト
防災リュックは「いざって時」に頼りになる重要なアイテムです。今回の比較が、あなたの防災準備の参考になれば嬉しいです。新旧どちらを選んでも、まずは備えることが大切。一歩踏み出してみてください。
コメント