導入
こんにちは、いざってトキオです。
防災リュック選びで「山善YBG30R」と「アイリスオーヤマBS131」のどちらにするか迷っていませんか?私も実際に両方を検証してみて、この2つは全く異なるコンセプトの商品だということが分かりました。
簡単に言うと、山善は「軽さと手軽さ」、アイリスオーヤマは「機能性と避難所での快適性」を重視した設計になっています。どちらも防災士監修で信頼できる商品ですが、あなたのニーズに合うのはどちらでしょうか?
まずは主な違いを表で確認してみましょう。
項目 | 山善YBG30R | アイリスオーヤマBS131 |
---|---|---|
重量 | 約2kg | 約4.4kg |
価格帯 | 3,500~4,500円 | 9,600~11,200円 |
セット内容 | 30点(基本的な避難用品) | 31点(エアベッド・アルミブランケット付き) |
防水性 | 標準的 | 高い(ターポリン生地・止水ファスナー) |
想定利用者 | 家族全般・高齢者・子供 | 一人暮らし・体力のある成人 |
この記事では、アウトドア好きで防災グッズを実際に使ってきた私の視点から、両商品の違いと選び方のポイントを詳しく解説します。
防災リュック山善YBG30RとアイリスオーヤマBS131の違いを詳しく解説
重量・携帯性の決定的な差
最も大きな違いは重量です。山善YBG30Rの約2kgに対し、アイリスオーヤマBS131は約4.4kg。これは2倍以上の差があります。
実際に背負ってみると、この差は想像以上に大きいです。山善は女性や高齢者、子供でも楽に背負えますが、アイリスオーヤマは体力に自信がない人には厳しいかもしれません。
私がアウトドアで学んだのは、「緊急時は軽さが正義」ということ。パニック状態で長距離を移動する可能性を考えると、軽量な山善の方が実用的だと感じます。
避難所での快適性は圧倒的にアイリスオーヤマ
一方で、避難所での生活を考えるとアイリスオーヤマBS131が圧倒的に優秀です。
アイリスオーヤマBS131の避難所向けアイテム:
・エアベッド&クッション
・アルミブランケット
・エア枕
・ウォータータンク
山善にはこれらのアイテムは含まれていません。硬い床で数日間過ごすことを考えると、エアベッドの有無は大きな差になります。
防水性能の違い
項目 | 山善YBG30R | アイリスオーヤマBS131 |
---|---|---|
リュック素材 | 一般的なナイロン | ターポリン生地 |
ファスナー | 通常ファスナー | 止水ファスナー |
防水レベル | 小雨程度 | 本格的な雨でも安心 |
災害時は雨の中を避難することも多いため、この防水性の差は重要です。愛知県は台風の通り道でもあるので、私個人としては防水性の高さは魅力的だと感じます。
防災リュック山善YBG30Rのユーザー口コミ
悪い口コミ
・食料や飲料水が入っていないため、別途準備が必要
・一部の懐中電灯用電池が付属していない
これらの悪い口コミについてフォローすると、そもそも防災リュックは「一次避難用」なので、食料や水は別途備蓄するのが基本です。電池についても、長期保存を考えれば別途購入した方が確実です。
良い口コミ
・必要なものが揃っていて安心できる
・とにかく軽くて背負いやすい
・価格が手頃でコスパが非常に良い
・リュック自体もしっかりした作りで普段使いもできる
・防災士監修なので信頼できる
・コンパクトで収納場所を選ばない
・家族分を揃えやすい価格設定
防災リュックアイリスオーヤマBS131のユーザー口コミ
悪い口コミ
・重くて長時間背負うのが辛い(約4.4kg)
・エアベッドがかさばって収納に困る
重さについては確かにデメリットですが、避難所での快適性を考えれば妥当な重量だと思います。エアベッドのかさばりも、使用時の快適性を考えれば許容範囲内でしょう。
良い口コミ
・エアベッドとアルミブランケットで避難所でも快適に過ごせた
・防水性が高くて雨の中でも中身が全く濡れなかった
・品質がしっかりしていて安心感がある
・広口デザインで荷物の出し入れがしやすい
・ウエストベルトで重さが分散されて思ったより楽
・長期保存電池や携帯充電器が付いているのが助かる
・31点セットで必要なものが一通り揃っている
結論:私いざってトキオとしてはどちらがおすすめか
正直に言うと、この2つの商品は用途が全く違うので単純な比較は難しいです。しかし、あえて選ぶとすれば、私は状況によって使い分けることをおすすめします。
山善YBG30Rがおすすめな人
・高齢者や子供がいる家庭
・とにかく軽くて持ち運びやすいものが欲しい
・防災リュック初心者で手軽に始めたい
・予算を抑えたい
・家族分を複数揃えたい
アイリスオーヤマBS131がおすすめな人
・体力に自信がある成人
・避難所での生活を重視したい
・雨や水害のリスクが高い地域に住んでいる
・一人暮らしで自分だけの備えがあればよい
・品質や機能性を重視したい
私個人の結論として、もし1つだけ選ぶなら防災リュック山善YBG30Rを選びます。
理由は、アウトドア経験から「緊急時は軽さが最優先」だと実感しているからです。どんなに高機能でも、重くて持ち出せなければ意味がありません。また、家族がいる場合、全員が背負える重量であることが重要です。
ただし、一人暮らしで体力に自信があり、避難所での快適性を重視するなら、アイリスオーヤマBS131も優秀な選択肢だと思います。
防災グッズは「備えあれば憂いなし」ですが、まずは持ち出せることが大前提。その上で、自分のライフスタイルや家族構成に合った選択をすることが大切です。
まとめ
防災リュックの山善YBG30RとアイリスオーヤマBS131の比較を通じて、防災リュック選びのポイントをお伝えしました。
重要なポイントをまとめると:
・山善YBG30Rは軽さと手軽さが魅力(約2kg、3,500~4,500円)
・アイリスオーヤマBS131は機能性と避難所での快適性が優秀(約4.4kg、9,600~11,200円)
・防水性能はアイリスオーヤマが圧倒的に上
・どちらも防災士監修で信頼できる内容
・家族構成や体力、予算に応じて選択するのがベスト
防災リュックは「いざって時」に頼りになる重要なアイテムです。今回の比較が、あなたの防災準備の参考になれば嬉しいです。どちらを選んでも、まずは備えることが大切。一歩踏み出してみてください。
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