導入
こんにちは、いざってトキオです。
コールマンの寝袋を買おうと思ったとき、「コージーⅡ」と「パフォーマーⅢ」の2つで迷う人は多いんじゃないでしょうか。
私も最初は「どっちも封筒型だし、同じコールマンだから大差ないでしょ」って思っていました。
でも、実際に調べてみると、この2つには意外と大きな違いがあったんです。
私は大のアウトドア好きで、キャンプを楽しむうちに防災意識が高まり、今では防災グッズ紹介ブログ「いざって時に」を運営しています。
そんな防災目線で見ても、寝袋選びって本当に大切なんですよね。
避難所生活や車中泊を想定すると、「とりあえず安ければいい」では後悔することになります。
今回は、コールマンの人気寝袋「コージーⅡ」と「パフォーマーⅢ」の違いを徹底比較します。
価格差は約3,000円ですが、その差にどんな違いがあるのか、防災用としてはどちらがおすすめなのか、正直にレビューしていきます。
まずは2つの基本スペックを表で確認してみましょう。
| 項目 | コージーⅡ(C10) | パフォーマーⅢ(C10) |
|---|---|---|
| 快適温度 | 10℃以上 | 10℃以上 |
| サイズ | 約84×190cm | 約80×190cm |
| 収納サイズ | 約φ26×40cm | 約φ24×40cm |
| 重量 | 約2.0kg | 約1.5kg |
| 価格(目安) | 約6,000~8,000円 | 約3,000~5,000円 |
| 肌触り | しなやかで上質 | ややザラザラ |
一見似ているように見えますが、実はこの差が寝心地と長期使用に大きく影響してきます。
コールマンの寝袋 コージーⅡとパフォーマーⅢの違いのレビュー
ここからは、コージーⅡとパフォーマーⅢの違いをもっと詳しく掘り下げていきます。
違い①:肌触り・素材の質感
私が一番大きな違いだと感じたのが、肌触りです。
コージーⅡは、ポリエステル素材なのに、まるでコットンのような滑らかな肌触りが特徴です。
寝袋の内側に直接肌が触れることを考えると、この質感の違いは睡眠の質に直結します。
一方、パフォーマーⅢは、ウインドブレーカーのようなザラザラした質感。
機能的には問題ありませんが、肌が敏感な人や、長時間寝袋に入る場合は、少し気になるかもしれません。
特に、避難所生活や車中泊で何日も使うことを想定すると、肌触りの良さは大きなアドバンテージになります。
違い②:横幅のゆとり感
サイズを見ると、コージーⅡは84cm、パフォーマーⅢは80cmとなっています。
たった4cmの差ですが、実際に寝てみると、この差は意外と大きいです。
体格の良い男性や、寝相が悪い人には、コージーⅡの84cm幅がおすすめです。
さらに、防災用として考えた場合、避難所では着込んだまま寝ることも多いです。
厚手の服を着た状態で寝袋に入ると、80cmでは窮屈に感じることがあります。
そういった意味でも、コージーⅡのゆとりは安心材料になります。
違い③:耐久性と中綿のヘタリ
口コミを調べていて気になったのが、パフォーマーⅢは「中綿がヘタりやすい」という声があったこと。
価格が安い分、長期間使うと保温力が落ちてくる可能性があります。
コージーⅡは、中綿の質もしっかりしていて、数年使ってもヘタリにくいという評価が多いです。
防災用として長期保管する場合、定期的にメンテナンスしても劣化しにくいコージーⅡの方が信頼できます。
違い④:価格差とコスパ
ここまでの違いを踏まえると、約3,000円の価格差は妥当だと感じます。
パフォーマーⅢは、年に1~2回しか使わない、または子供の学校行事用として割り切るなら十分です。
でも、定期的にキャンプをする、あるいは防災用として長く使いたいなら、コージーⅡの方が結果的にコスパは良いと思います。
| 比較ポイント | コージーⅡ | パフォーマーⅢ |
|---|---|---|
| 肌触り | ◎ しなやかで上質 | △ ややザラザラ |
| 横幅のゆとり | ◎ 84cmでゆったり | ○ 80cmで標準的 |
| 耐久性 | ◎ 長期使用に強い | △ ヘタリやすいとの声あり |
| 価格 | △ 約6,000~8,000円 | ◎ 約3,000~5,000円 |
| 防災用途 | ◎ 長期保管に適している | ○ 短期利用向け |
コールマンの寝袋 コージーⅡについてのユーザーの口コミ
実際にコージーⅡを使っているユーザーの声を集めてみました。
悪い口コミ
・収納サイズがやや大きい
「パフォーマーⅢと比べると、収納時のサイズが少し大きいです。バイクや自転車でのツーリングには向いていないかも。」
・夏場は少し暑い
「保温力が高い分、夏のキャンプではちょっと暑く感じました。ファスナーを開けて調整すれば問題ありませんが。」
トキオのフォロー:
確かに、収納サイズはパフォーマーⅢより少し大きいですが、車移動のキャンプや防災用として考えれば全く問題ありません。
夏場の暑さについても、ファスナーをフルオープンにすれば布団のように使えるので、工夫次第で快適に過ごせます。
良い口コミ
・肌触りが最高で快適に眠れ
「コットンのような肌触りで、寝心地が本当に良いです。キャンプでもぐっすり眠れました。」
・キャンプメーカーだけあって間違いないクオリティ
「以前使っていた寝袋が破れたのでリピート購入。やはりコールマンは信頼できます。」
・子供も暖かいと喜んでいた
「那須のキャンプで使用。夜の気温が8~9℃でしたが、むしろ少し暑いくらいでした。寒がりの娘も快適と喜んでいました。」
・抗菌加工で清潔に保てる
「抗菌加工されているので、連泊しても匂いが気にならず安心です。」
・洗濯機で丸洗いできるのが便利
「子供が寝袋にジュースをこぼしてしまいましたが、洗濯機で洗えたので助かりました。」
コールマンの寝袋 パフォーマーⅢについてのユーザーの口コミ
次に、パフォーマーⅢの口コミも見ていきましょう。
悪い口コミ
・実際には10℃が限界
「C5(快適温度5℃)を購入しましたが、実際には最低気温が10℃を割ると厳しいです。着込んで湯たんぽを使えばしのげますが、寝心地が犠牲になります。」
・中綿がヘタりやすい
「何度か使っていると、中綿がヘタってきた感じがします。保温力も最初より落ちた気がします。」
トキオのフォロー:
快適温度については、メーカー表記より少し余裕を見た方が良さそうです。
C5なら10℃以上、C10なら15℃以上で使うのが無難ですね。
中綿のヘタリについては、使用頻度や保管方法にもよりますが、コージーⅡに比べると耐久性は劣るかもしれません。
ただ、価格を考えれば妥当な品質とも言えます。
良い口コミ
・値段の割にしっかりした作り
「3,800円で購入しましたが、生地もファスナーもしっかりしていて高級感があります。」
・コスパは上々
「春~秋用として使うなら、この価格でこの品質なら十分満足です。」
・寝返りが打ちやすい
「さらっとした生地なので、寝返りが打ちやすいです。冬以外は多用しています。」
・スマホポケットが便利
「内側にスマホポケットが付いているので、夜中にスマホを探す手間がなくて便利です。」
・洗濯機で洗えて手入れが楽
「汚れてもすぐに洗濯機で洗えるので、衛生的に使えます。」
結論:コージーⅡとパフォーマーⅢ、どちらがいい?
ここまで2つの寝袋を比較してきましたが、私の正直な意見を言います。
防災用として、長く使うことを考えるなら「コージーⅡ」を強くおすすめします。
理由は3つあります。
理由①:肌触りと寝心地の違いが大きい
避難所生活や車中泊では、ただでさえストレスが溜まります。
そんな中で、少しでも快適に眠れることは、心身の健康を保つために本当に大切です。
コージーⅡのしなやかな肌触りは、疲れた体を優しく包んでくれます。
一方、パフォーマーⅢのザラザラした質感は、長期間使うとストレスになる可能性があります。
理由②:耐久性と長期保管への信頼性
防災用の寝袋は、いつ使うか分かりません。
場合によっては、何年も保管したままになることもあります。
その時に、中綿がヘタっていたり、保温力が落ちていたりしたら意味がありません。
コージーⅡは、口コミを見ても耐久性が高く、長期保管にも適しています。
いざという時に「使えない」では困るので、信頼性の高い方を選ぶべきだと思います。
理由③:横幅のゆとりが安心感につながる
避難所では、厚手の服を着込んだまま寝ることが多いです。
また、子供と一緒に寝ることもあるかもしれません。
そんな時、84cmのゆとりがあるコージーⅡなら、窮屈さを感じずに休めます。
4cmの差は小さく見えますが、実際に使うとその差は体感できます。
それでもパフォーマーⅢが向いている人もいます
ただし、パフォーマーⅢが全くダメというわけではありません。
以下のような人には、パフォーマーⅢも十分選択肢になります。
・年に1~2回しかキャンプしない
・子供の学校行事用として短期間だけ使う
・とにかく予算を抑えたい
・夏場のキャンプがメインで保温力はそこまで必要ない
要するに、「短期間・限定的な使用」を前提にするなら、パフォーマーⅢでもOKです。
でも、「いざという時のために備えておきたい」「家族全員で長く使いたい」と考えるなら、コージーⅡを選んだ方が後悔しません。
私の最終結論
私自身、防災ブログを運営していて、色々な防災グッズを見てきました。
その経験から言えるのは、「いざという時」に使うものこそ、ケチらずに信頼できるものを選ぶべきだということです。
約3,000円の価格差は確かに大きいですが、5年、10年と使うことを考えれば、決して高くはありません。
むしろ、安いものを買って後悔するよりも、最初から質の良いものを選んだ方が、結果的に安心感も満足度も高いです。
だから私は、コージーⅡを選びます。
もちろん、予算や使用頻度によって最適な選択は変わります。
でも、「防災用として長く使える寝袋が欲しい」と考えているなら、コージーⅡが正解です。
まとめ
コールマンの寝袋「コージーⅡ」と「パフォーマーⅢ」の違いを比較してきました。
最後にポイントをまとめます。
コールマンの寝袋 コージーⅡとパフォーマーⅢの違い:
・肌触りの質感:コージーⅡは滑らかで上質、パフォーマーⅢはザラザラ
・横幅のゆとり:コージーⅡ84cm、パフォーマーⅢ80cm
・耐久性:コージーⅡの方が長持ちする
・価格:コージーⅡは約6,000~8,000円、パフォーマーⅢは約3,000~5,000円
おすすめの選び方:
・防災用、長期使用、家族で使うなら → コージーⅡ
・短期間、限定的な使用、予算重視なら → パフォーマーⅢ
私の結論としては、防災目線で考えるなら「コージーⅡ」を強くおすすめします。
約3,000円の差で、肌触り、耐久性、安心感が手に入るなら、決して高い買い物ではありません。
いざという時に「買っておいて良かった」と思えるのは、間違いなくコージーⅡの方です。
あなたも、後悔しない寝袋選びをしてくださいね。



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